日本人だけの予選で勝った1人がWorld Finalに出れるって事で自分にとってはFull court 21にも懸けてた部分があって、大きなチャレンジの1つだった。
その予選ではAsakoさんと1、2位を争ってて、残り10秒位で逆転勝ちしてWorld Finalに出れることになった。決まった直後は全然実感湧かなかった。
予選では簡単にボールを失くしてる事が多かったから、Finalに出てもこれだと勝てない、もっと意識を変えないとって思った。
World Finalは自分の中ではとにかくスピードで勝負しようと思っていて、もう走れなくなるくらいまでハッスルして全部出し切ろうって思って臨んだ。
試合終盤はトップスコアラーに1点差で負けてて、残り数秒で凄いチャンスが来てイチゼロのレイアップに行ったけど、1位の相手に追いつかれてファールされてシュートも落として、そこでタイムアップになり本来だったら負けだった。でも1位の相手が最後のファールでファールアウトだったから、私がChampionとなった。最後決めて終わりたかったしラッキーな勝ち方ではあるけど、結果を残せた事はとにかく凄く嬉しかった。
今思えば、逆の立場で自分が残り数秒で決められそうになった時、ファールして止める判断が出来たかどうかはわからない。本能というか意識の違いも体感した。

プレーでは、スピードを活かせた事とスティールでオフェンスの回数を増やせた事は良かったけど、アタックした時のFinishが甘いし、大事なフリースローも前半は全然決められなかった。まだまだ自分に足りない部分(意識だったり技術だったり)があるし、課題が見えたゲームだった。
NYでこんな経験が出来るのは当たり前ではないし、結果が残せたのもBang Leeさんをはじめ、応援してくれた方や一緒に戦った仲間のおかげです。
本当に感謝したいです。
まだまだ、もっと練習します。

#2 Natsu