NY到着後、最初に感動したことは本当に街中にバスケットコートが沢山あったこと。泊まった宿の近くにも歩ける距離に3, 4つコートがあった。また、道ですれ違う人達の多くにファッションとしてJORDANを履いている人がいること。ここではバスケットボールが当たり前に日常にあることを目の当たりにした。

2日目はLWHのExhibition Gameに招待してもらったが、着いてすぐ雨が強く降り外コートだったため「このまま中止か?」と思われた。しかし彼女達は近くの屋内コートを探してくれ、雨が止んだらまた外に戻り、新聞紙でコートを協力して乾かし試合をできる環境を整えてくれた。そこにバスケに対する熱量の高さを感じた。試合が始まってみても、ボールに対する執着心・ゴールへの執念を身を持って体感した。結果だけで言えば、日本でも課題に上がっていたリバウンドで勝負を決められたことは否めない。サイズ差以上に埋めなきゃいけないものがある、ということを教えてもらった気がした。負けたことももちろん悔しいが、もっともっとあの瞬間を楽しむことができていればと、その気持ちを持って次の日のワンデートーナメントに備えた。
PAAG16では1日4試合にも及び、加えて体育館の移動もありでとてもタフな1日なった。しかし、前日のgameの当たりの強さ、笛の基準、そして悔しさを経験したことが活きて、皆思い切りよくプレイすることができていた。自身も前日のgameでは正直何ができたかと思う部分もあったが、今日はとにかく声を出すこと、周りや流れを見てプレイすることを意識して心掛けることができた。その中でも反省すべきことは沢山あるが、誰かのミスは皆でフォローする、nice playには皆で乗っかることでチームに勢いをつけ、優勝という結果に辿り着くことができました。

#15 Kai